ガン三大治療法の陰謀説を唱える人達(3)



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目次

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今回は、「ガン放置療法」を提唱する池田清彦氏・近藤誠氏を紹介します。

◆池田 清彦・いけだ きよひこ

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生物学者、評論家、早稲田大学教授、山梨大学名誉教授、東京都立大学理学博士

“ホンマでっか!?TV”のコメンテーター。

あっけらかんとした語り口や鋭い舌鋒に定評がある。
昆虫採集マニアで昆虫についての著作多数。

そんな池田氏が近藤誠氏についてこう語る。

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私は滅多に人を尊敬しないが、近藤誠はすごい人だとしみじみ思う。
近藤の主張は胃ガン、肺ガン、大腸ガンなどのいわゆる固形ガンは、治療をしても延命効果は期待できないというものだ。

ガンは基本的に放置しておくのが一番というのだから、医学界から蛇蝎のように嫌われるのは当然だ。
私は近藤の主張を私なりに検討した結果、データの豊富さ、推論の正しさなどから、近藤説はほぼ正しいと確信するに至った。

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『ガンは切ればなおるのか』

が1998年に文庫になった際には、この本の解説まで書いたくらいだ。
それで、ここ20年くらいガン検診は受けていないし、健康診断も9年ほど受けていないし、受ける気もない。

慶応の医学部を最優秀の成績で卒業した近藤は、アメリカに留学し、放射線医学を学び母校に帰って講師になり、同期で一番早く教授になると思われていたという。

それが、当時主流であった乳ガンの全摘手術に異を説え、乳房温存療法を公に主張し出世コースから外れることに。

しかし、長い間医学界の主流から無視されていた温存療法は、今や乳ガン治療のスタンダードになった。

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自らの出世と引き換えに乳ガン治療のパラダイムを変えたのである。
温存療法の優秀さが患者どうしの口コミで拡がったという事情もあったろう。

本の売れ行きを見る限り、今また近藤の主張は多くの人に支持されて拡がりつつあるようだ。
医学界は必死の抵抗を試みるだろう。
ガンは放置しておくのが一番いいということになれば、ガンの手術に携わる外科医と抗がん剤を製造している製薬会社はおまんまの食い上げになるからだ。

しかし、患者は医学界の金儲けのために存在するわけではない。
ガン患者が手術や抗ガン剤で殺されることはあっても、外科医がおまんまの食い上げになって死ぬことはない。
どちらがいいかは自明であろう。

◆近藤 誠・こんどう まこと

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医師、現在は近藤誠ガン研究所の所長

ガンの放射線治療の専門家、ガンの放射線治療、抗ガン剤治療を否定。
ガンの治療に対しては基本的には「放置」という方針。

近藤誠「がんより怖いがん治療」

『ガン治療で殺されない七つの秘訣』

『医者に殺されない47の心得』

『「余命3カ月」のウソ』

 中村仁一との共著
『どうせ死ぬなら「ガン」がいい』

『ガン放置療法のすすめ』など…

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出版された著書は軒並みベストセラーなんですね。
近藤氏が提唱している「ガン放置療法」を簡単にいうと、

ガンには本物の「ガン」とニセモノの「ガンもどき」があり、

本物は発見時には転移しており、治療しても無駄。
ニセモノは転移しないので放っておいてもよい。

いずれも積極的な治療は必要なく、抗ガン剤や手術などは患者を苦しめるだけというもの。

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我々ガン患者にはそのことが真実なのか否なのか証明するすべもありません。
何ですかガンもどき、って?
医学的・科学的に症例実績に基づくキチンとした結果なんですかね。

本物のガンと偽物のガン?

そんな大事なことなら、しかるべき根拠と実績を示していただきたい。
ガン治療で迷い、苦しむ患者をいたずらに刺激するのはもうやめてもらいたい。
だって現実はどうですか。
世の中、3大ガン治療をガン放置して、自然療法とやらに身を任せた挙句、苦し見のたうち回って死んでいくガン患者だらけじゃないですか??

特に経済的に余裕のある、著名人や芸能界にそれが目立ちます。
彼らの末路はどうでしたか?

記憶に新しいところでは海老蔵の奥さん気の毒でしたよね。
彼女が選択したがん治療が正にソレですよね??

私の親友はステージⅣの末期肺がんから放射線と抗がん剤だけで術後ピンピンしてますよ。
私も一時はガン放置したために手遅れになる寸前の直腸がんが手術により無事ステージを外れています。

それこそ知名度や売名行為でいたずらにガン患者を煽るような行為とも取れますよ。
現役治療中のガン患者の私から言わせるとね。

それでガン患者は減ってますか?

それでこのような類のガン放置の啓発本?が流行ってからどのぐらい経つのでしょうか。
盛んに言われるようになって10数年ぐらいでしょうか。
しかもベストセラーとかなんですよね。

結果、ガン患者は減りましたかね?
むしろ増えてますよね。
それはガン標準治療の患者が多くなったのが要因でしょうか?

確かに物は言いようです。何事も。
しかし、今流行りの炎上商法ではないですが安易に「情報」に乗っかってはいけません。
ガンという病気なんですよ、我々は。当事者です。

少なくとも、

ビジネスのための医療だからそれに乗っかってはならない。ガン標準治療なんて嘘っぱちだ!」
という情報を逆手に取り、私腹を肥やす輩(やから)の悪徳ビジネスに乗っかり騙されるのは用心しましょう。

 

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現在ガン治療に関してのさまざまな言葉が飛び交っています。
あなたはこの近藤理論「ガン放置療法」をどう思いますか?

そして、それを支持する池田氏をどう思いましたか?
彼らがもしガンになったら、自らガン放置療法を実践するのでしょうか?

彼らの家族や友人がガンでも、ほんとうに同じことを言えるのでしょうか?
実際ガンと日々闘っている人間を前にしても、まったく揺らがないのでしょうか?

このようにネットや書籍など、ガンに関する多くの情報がまん延しています。

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いろいろ考えを聞き、いろんな人に相談しても、どうするのかは自分で選択するしかないのです。
くれぐれも後悔しない選択をしてください。

そういえば…
乳がんで闘病中の北斗晶の夫、佐々木健介が1月28日自身のブログを更新し、北斗が、5度目の抗ガン剤治療を受けたことを明らかにした。
今も元気に活躍され何よりです。

乳がん患者でも、かたや標準治療を行った患者さんの方がこのように元気に生き延びている確率は圧倒的に多いです。
私が調べた多くの情報からもその傾向は間違いありません。
なのに、ナゼ今回のような話が出てきてるのか。

皆さんもよく考えてみてください。

私は、このまま迷わずに今の治療を続けていきます。
それは、この持ち前のバカな頭で考えに考え抜いて、調べに調べ、実際に入院したときの環境の患者さんとも触れ合い、だした結論です。

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将来かかりやすい病気を、未然に予防するための検査です。
大腸がんや乳がん、心筋梗塞などの疾患リスクと、高血圧や肥満タイプなどの体質を手軽に分析できる検査です。
遺伝的なリスクを知り、生活習慣を見直すことで、早い段階から的確な予防を行うことができます。
※遺伝子検査は一生のうちに1度受ければ、再検査の必要はありません。

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